カテゴリー「水木先生」の記事

水木先生おわかれの会

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昨日は水木しげるサンお別れの会でした。

午後の献花に行ってきました。

青山葬儀所の周りには、長い長い行列。

時折流れる、ゲゲゲの歌が妙に淋しく聞こえ、

涙をこらえました。

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水木先生が、花で作った丸い輪の中に、

鬼太郎、河童の三平たちと一緒にいました。

丸い輪の中は、水木作品では、

あの世の人が住んでいる、たくさんの花が咲く

きれいだけど、ちょっと寂しい場所

黄色いのは…?

コケカキイキイ誕生の瞬間

水木先生の魂も新たな姿でよみがえる、という

メッセージでしょうか?

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天皇陛下からお香典!

文化功労者ですから・・・

でも、フィリピンへの慰霊の旅の姿と重なり

胸が熱くなりました。

先生の人生の中では、

学歴も漫画や妖怪での功績も何でもなく

「戦争」が最大の事件。

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最初で最後の、先生への手紙。

妖怪ポストに入れてきました。

届くかな

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最後にいただいた、先生のお言葉ですcrying

人生は屁のようなもの

そうだ、まだ出会っていない先生の言葉や作品は

たくさんある

全集はあと2,3年は続くだろうし、

楽しみだ~shine

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遠野物語と鬼太郎の誕生

Eテレで『遠野物語』をやるので、よみなおしていたら

あの、鬼太郎の誕生シーンを連想させるお話を発見sign01coldsweats02

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

柳田國男 『遠野物語拾遺』 

二四六

附馬牛村の某という処に、掘返し婆様と呼ばれて居る老婆があった。

此老婆は生まれた時に母親に戻しを食って唐臼場に埋められたが、

暫らくして土の中で細い手を動かしたので、生き返ったと言って

掘起こして育てられた。

それから掘返しという綽名が附いて、

一生本名を呼ばれなかったそうである。

縊られる時に一方の目が潰れたので生涯メッコの婆様であったが、

十年程前に老齢の為に死んだ。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

鬼太郎の誕生シーンは

土中出誕や子育て幽霊の影響が知られているが

この子返しの話に出てくる

首を絞められる時に一方の目が潰れた、というのは無いと思うtyphoon

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水木しげる「おかしな奴」-墓場鬼太郎の誕生 2 墓穴から生まれた子-  昭和39年 佐藤プロ 

(血液銀行の調査員水木は 病死した幽霊族の夫婦を見つけ、妻の方を墓場に埋める)

墓場からあかん坊が・・・・

しかも重い石をのけて

その上に母の死体から 生まれているのだ……

とうてい人間わざとは思えない

そうだ!!

かれは人間の かっこうはしているけど 人間ではないのだ!!

「このような化物の子を生かしておいては将来どんなわざわいが、

ふりかかるやも知れない」

オギャー

「わるいけど 生かすわけにはゆかん」(赤ん坊の首に手をかける水木)

「だめだ」「おれにはできない」 (赤ん坊を投げ捨てて逃げる水木)

その時悪いことに あかん坊は 石塔に目をぶつけて片目となった

なんという無ざんな誕生であろう

墓場から生まれるなり片目となり、嵐のなかをはいまわらねばならぬとは……

墓場で生まれた、鬼のように強い子「墓場鬼太郎」は 

かくて生まれたのだ!!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

鬼太郎の誕生シーンはよく知られているものの、

何度も描かれて、バリエーションがある。

その細かいことはわからないけれど、

最初の貸本版墓場鬼太郎の『妖奇伝』(兎月書房 昭和34年)の

「幽霊一家」では、生まれた時からすでに片目で

絞め殺せずに捨てて逃げるだけになっている。

ちなみに母親も片目のお岩さん風なので、母親に似たということかもしれない。

しかし佐藤プロ版では、母親は片目ではないので、

鬼太郎がどうして片目になったか、

合理的に説明しようとしたもの、でしょうeye

掘返し婆様の話が、関係あるのかは知りません。

でも、そんな話が「事実」としてあったということは「戦慄」でしたwobbly

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祝卒寿・水木先生

昨日は水木先生のお誕生日birthday

90歳おめでとうございますsign03

古代出雲の?新作を楽しみにしておりますheart01

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新連載始まる〓

今年も水木先生が戻ってきた
ゲゲゲの家計簿
ビッグコミックで
次回は25日
また楽しみができたね

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ぴったんこカンカンにまた水木先生登場

前回ぴったんこカンカンで水木夫妻を訪ねたやつは、あっもう終わりかっていう感じで、「あー水木先生忙しいからちょっとだけだったのかな(^-^;」なんて思ってました。

そしたら今日は、あの時出さなかった映像がたっぷり見られて、それもすっごく面白いじゃないかっsign03

境港、安来がますます凄いことになっているみたいだし。こういう場合、たいてい「みんなが忘れたころに行こっ」となるのだが、これについては、ぜひこの状況を目撃したいという衝動に駆られるbearing

今回のぴったんこカンカンが素晴らしかったのは、境港の人がこんなにオモチロイっていうことを教えてくれたとこですcoldsweats01ホント、びっくりした。今度行ったら、あのおじさんが描いた鬼太郎の下駄、迷わず買おうと思っちゃったし。

安住さん、また良い仕事してくれて感謝ですheart01

ちなみに、前回の水木先生が出たときの視聴率週間ランキングは、ゲゲゲの女房についで2位だったんだよね。今回も楽しみーupwardright

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連続5週1位!

視聴率すごいーsign03笑点もサザエさんも引き離して、もうホンモノの大人気coldsweats02

今日は安住さんも水木夫妻のところへ行ってた。他局なのに、いいなあっheart02

先日ゲゲゲ展へ行ってきましたが、すごい人。それも、おばあさん・おじいさんがほとんどで、展示物はほとんど漫画の原画なのに、「うまいねー」とかいって、くいいるように見ているのに驚きと感動でしたannoy

「このころは怖すぎて売れなかったんだよねー」とか、ドラマ知識で会話してるしwink

親子連れなんかは、むしろグッズ売り場で見ました。

グッズなんか、高いのに、バンバン売れてた。という猫子さんも、かなり買う気満々で行きましたので(*´v゚*)ゞ

米寿記念をうたった展示の内容はけっこうまじめで好感をもった。

水木先生のよくある展示だと、妖怪画や妖怪の紹介の比重が大きくなりがちだけど、今回は、鬼太郎・悪魔くん・河童の三平が中心。それも、貸し本版などとの比較ができるようになっているのがウレチイ。

妖怪画も、よく見るのは彩色後のだけど、ペン画の原画&彩色画になっていた。凄さを堪能。見に行った甲斐がありましたlovely

行ってから招待券が手に入ってしまい・・・また行けてしまうcoldsweats01

ますます混んでると思うとハア~って感じだけど、入荷待ちになってたシャツとか買っちゃうかなcoldsweats01

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ゲゲゲの女房にはまる人たちが増殖中

happy01あがってきた!視聴率punch

猫子さんの周りでも、久しぶりに朝ドラ見てる~という人たち、水木先生にがぜん興味がわいてきた人たちが増えてきましたscissors

先日、調布へ行ってきました。深大寺と、調布駅周辺。天神通り商店街、妖怪が以前よりきれいに掃除されて見やすくなっていました。それから、真光書店には水木本コーナーできていて、ブックカバーも絵が入っていますheart02ここで、探していた「テレビくん」を入手できましたsign01それから調布市役所で、鬼太郎さんの住民票ももらいました。猫娘もつくってほしいなあbleah

今ドラマでは「悪魔くん」を描いているところですが、戌井さんが「これは傑作ですよ!」と打ち震えていた作品。悪魔くんの貸本版はまだ読んでなかった~bearingまた調布へ行かねばならないかな

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ゲゲゲの女房にはまる

朝ドラが始まり、もう2週間がたちました。

この大事件のために、久しぶりに大きな買い物punchビデオが付いたテレビを導入し、毎日快適にビデオ撮りして、晩の楽しみになっているhappy01

まず一人で見て、ネズミさんが帰ってくるともう一回見る。

帰ってこなくてももう一回見る。だから最低2回以上見てるsign03

4月から月曜休みになったので、リアルタイムで見る楽しみもできたheart01

視聴率はさぞ素晴らしいだろうと思って、さっき見てみたら、初回は史上最低だったというので驚いてしまった。

みなさーん面白くなるのはこれからですよーhappy02

いよいよお見合いで水木先生がでてきますsmile

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目玉の親父が!!

目玉の親父が死んじゃった・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

声優の田の中勇さんが、13日に亡くなってしまったという衝撃のニュース。

ああsign03

もう次回からは、あのお父さんの声は聞けないのですcrying

田の中さんは他にももちろんいろんなお仕事があったようですが

猫子さんにとっては、目玉親父=田の中勇そのものでした。

誰もが一度はモノマネする「おい鬼太郎!」(たいてい似てないけど笑うcoldsweats01

すでにキャラクターとしては、主役の鬼太郎より愛されていると思われるお父さんですが、あの声じゃなかったら、鬼太郎の人気自体もこんなじゃなかったのではないかと思うほどです。

御歳77歳。この声を出すのがけっこう大変なのに加えて、最近の作品では目玉の親父が遊ばれてて昔より台詞が多くて疲れると。誰か代わりにやる人がいないかと本人は思っていたそうです。

大変なお仕事ですね。他の人物はどんどん変わっているのに、父親だけは変わらず40年もやったわけです。

今日は追悼の思いで、1968年の第1期作品を鑑賞しましました。しみじみ見てみると、実は父と子の愛情がこんなに強く描かれていたんだな~と再認識。

田の中さん本当にありがとう。お疲れさまでしたweep

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みどりという名の猫娘

日帰りで甲府へ行ってきました。

八高線で八王子、中央線普通列車で、甲府ゆかりの太宰治を読みながら3時間の旅。酒折駅で降りて、連歌発祥の地「酒折宮」、甲府善光寺で大好きな戒壇めぐり、東光寺の禅宗様建築や庭園を見て、最終目的地の徴古堂へfoot

徴古堂・・・外見はごく普通の、よくある(あったと言おうか)町の本屋さんです。3年前、初めて甲府に行った時、ねずみさんの旅先でのいつもの趣味につきあって、「わざわざ」行ったのです。その手前に、もう一つ同じような本屋があるのですが、そこはほんとに普通の本屋で。やけで行ってみたら、ホントびっくりした。水木先生の本や関連する民俗関係の本だったと思うのですが、5、6冊はあったんじゃないかな。そこで「こんなに楽しい!妖怪の町」を見つけて・・・おかげで今ではすっかり鳥取ファンになりました。

甲府もあんまり用がないところだけど、おもしろい本屋なのでまた訪ねたいと思っていました。でも、もうないかもしれないし・・・不安を抱えつつ店へ入ると・・・。一番手前には、太宰と村上春樹の特集コーナー、ちらっと見てから3年前のあの棚へ。

すると予想を超えた展開!棚1段が、全部水木コーナーになってるではありませんかsign03

それも、お勧めの手書きポップ付きでhappy02

下の平置きのほうまで、妖怪関連本が侵食してるし。歓喜しつつ周りをよく見ると、なんか凄い品ぞろえになっていました。教科書や問題集なんかの堅いコーナーと、店主の趣味なのかよくわかんない、セレクトショップみたいなことになっていました。本はきれいに、見たくなるように並べてあって、手書きの表示もこまめにあって。甲府にこんなマジメな本屋が健在とは、さすが県庁所在地ですね。

Hon 水木先生のコーナーがある棚のてっぺんには、「あんまり普通ではおいてない本」と書いてありましたcoldsweats01

確かに、手に入りやすい文庫とか、売れそうな本以外に、これはちょっと置いてないだろ、っていう本がありましたので、2冊だけ購入しましたheart

さて、コマさんより「猫娘」の本名について、「寝子」「猫子」の他、「みどり」説もあるということを教えていただきましたが、今回入手した復刻版「怪奇猫娘」にでてくる主人公の名前がその「みどり」だったのです。

今から51年前に、東眞一郎というペンネームで描いた貸本漫画です。怪奇とはいいつつ、「親の因果が子に報い」的な、殺された猫ののろいで猫娘に変身してしまう少女の悲劇を描いた作品。もう後半になって、とつぜん少女の名前が「みどり」とでてきます。出版社が「緑書房」だから「みどり」でいいか、って感じかなあ。

これらの猫娘は、それぞれ違う設定ではありますが、やはり通ずるところがあり、たとえば「鬼太郎」が何度もリメイクされ、子ども向け、大人向け、幼年向けなどいろいろな顔を持っていることで「鬼太郎に歴史あり」と評されるように、「猫娘にも歴史あり」といえそうです。

「みどり」も「寝子」も結局はあの世にしか安住の地がなかったのですが、「寝子」は鬼太郎という理解者に出会うことができ、「猫子」にいたっては、端からあの世側の住人で、幸福なキャラクターとして動いてる。悩みなんかなさそうな顔した猫娘だと思っていたけど、実は悲劇を乗り越えてきた姿であり、成り行きでかもしれませんが、先生は不条理の悲劇で終わらせた猫娘に救いを用意したのだ、と思うと感慨深いものがありますweep

あー、ほんといい本屋だった。また行きたいね。でもねずみさんが欲しい本は、前回も今回もあんまり無いようでしたsweat02

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